軍用地契約更新問題
コメントにもありましたし、新聞紙上でもよく話題になる
軍用地契約更新問題について、私の見方を述べたいと思います。
現在の軍用地契約は日本復帰した1972年にそれまでの米軍との契約から
日本政府との契約に切り替り、民法規定の20年で契約締結され
1992年に1回目の更新されて、今回2012年に2回目の更新が目前に迫っています。
1992年の更新の際には地主1人につき10万円の更新謝礼金が支払われています。
土地連は今回この謝礼金を50万円と要求しています。
おそらく、この要求は実現しないと思います。
東日本震災の復興費も捻出しないといけない状況で軍用地主だけ優遇することは
誰が見ても難しいと考えるでしょう。
土地連の執行部も会員の手前、だめもとで要求していると思います。
いずれ決着することですが、たぶん前回並みか多少の上乗せがあるだけじゃないでしょうか。
現在の倍率がそれと関連しているとしたら、それは思い違いです。
仮に業者がお客さんに50万円がもらえるとセールストークして契約誘引しているとしたら
それはそれで大問題です。絶対にそういうことはないようにしましょう。