沖縄の支配者
先日、軍用地関係のブログやコラムを検索していたんですが、
相変わらず、根拠のない、うわさやデマを書いている人達がいますね。
表題のように「沖縄の支配者は軍用地主」という記事を見かけましたが、
何を大げさに言っているのでしょうか。
確かに軍用地主連合会は毎年のように値上げの陳情要請を政府に対して
行っていますが、これは土地連に限らず、色んな業界団体がやっています。
さとうきびの価格要請などはそれの最たるものでしょう。
長い間、政府の沖縄関連を担当していた岡本行夫氏はこう言っています。
「安全保障の根幹をなす基地の提供にはプレミアを付けるべきだ」と
おそらく、軍用地料は少しずつですが、しばらく上がり続けると思いますね。
次に「軍用地料を上げるために反対運動をしている」という記事がありましたが、
これもどうだかなーと思いますね。
あの活動をやっている人達は反戦地主と労組関係者と
本土から来ているプロ市民と呼ばれている人達でしょう。
プロ市民の考えはよくわかりませんが、労組は組織維持と反戦地主は純粋に
基地撤去を求めていると思いますよ。
以前に新聞記事でもこういう見方を書いてある記事がありましたが、
新聞記者たる者が、もっと掘下げて本質を見る目を持ってほしいと思いましたね。